読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

白昼夢で踊る犬

本書に一切真実はない。全ては真っ赤な嘘である。

ダニエル・ハーディング指揮マーラー「千人の交響曲」

f:id:nyao1214:20160704001623j:plain

すみだトリフォニーホールダニエル・ハーディング指揮マーラー「千人の交響曲」を聴いてきた。

マーラーの中でも私はこの曲を偏愛している。

ただこの曲自体アッパー系であり演奏者が合唱隊と共に多いので破綻しやすい。

それをハーディングは情緒を出しつつまとめ上げたことに鳥肌がたつほどの(鳥さんになってしまうほどの)体感をしてしまった!

第2部の歌詞はゲーテファウスト」最終場面より。

歌詞を見ながら聴くことがなかったのでこの歌詞にも心と身体が根底から揺さぶられた。

そしてやっぱりコンサート、生。

マーラー特有の進化した対位法的なものが魅力なのだが、生で聴くと楽器の分離がしっかりしていてその魅力が存分味わうことができた。

そして合唱隊主はやはり体感的にビリビリくる。

私は不勉強ながらゲーテファウスト」は第1部しか読んでいないのだがこれを機会に続きの2部も積ん読から取り出すことにした。

マーラー「私の作品の中で最大のもの。内容も形式も独特で、手紙には書けません。想像してください。宇宙が鳴り響き出すのを。もはや人間の声ではない、公転する惑星と太陽です。」

ちなみに帰宅してCDのサイモン・ラトル指揮「千人の交響曲」を聴き直してみたのだが最初「ちょっと攻撃的すぎて」と今まで感じていたのだが個性はあるので全集が欲しくなりAmazonでポチっとしました。

マーラーは全集ともどれもそれぞれの魅力があるので一気に聴くのが楽しみ。